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<title>May I ask? Please ask me.</title> 
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<modified>2012-05-22T10:11:28Z</modified> 
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<tagline><![CDATA[森羅万象あれやこれ。見たり聞いたり知ったりしたい。とは言え時間は限りあり。何をどうしてこうしろと、迷って彷徨う昨日と明日。]]></tagline> 
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<title>東京湾クルーズ、ヒカリエ、個人コレクション展、東京駅舎、飲み会</title> 
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  <modified>2012-05-22T10:11:28Z</modified> 
  <issued>2012-05-22 14:20:00+09:00</issued> 
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  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-05-22">
<![CDATA[
　5月16日、いわゆる<span style="color:#9800CB;"><strong>〈リア充〉</strong></span>な日であった。オフラインで盛り沢山にいろいろと楽しんだというだけで、「リア充」の本来的な（性的な？）意味ででは勿論ない。<br />
　以前<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2011-11-21" target=_blank><font color=#4400ff><ins>「ヴェネツィア展、スカイツリー…」</ins></font></A>で書いた仲間の中の一人がめでたく定年退職したのを祝うため、上京するのを機会にまた集まって飲み会をやることになっていたのだが、当日の朝、その本人から電話があって、「今日昼間<A title="" href="http://www.vantean.co.jp/cruise/course.html" target=_blank><font color=#4400ff><ins> 東京湾クルーズ </ins></font></A>へ行くのだが同行しないか？」と誘いがあった。乗船料2千円がロハになるカード（会員権）を持っているという。ここのところ雷雨襲来など天候不順が続いたりもしているが、この日は絶好のバナナ魚日和（？）で、朝からどこかへ出かけたいと思っていたので、一も二もなく乗ることにした。<br />
<br />
◆<br />
<br />
<a name="more"></a>　<strong>竹芝桟橋</strong>に11:30待ち合わせて乗り込む。乗船口は空港のボーディングブリッジと同じこのような施設が設置されていて驚いた。船に乗るよりも飛行機に搭乗するような気分。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0159.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0159.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0159.JPG" /></a><br />
<br />
最上階のデッキに行き、正午に出港。速度はゆっくりめ。<br />
すぐ目の前にレインボーブリッジが見えている（出航前）。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0160.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0160.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0160.JPG" /></a><br />
<br />
東京タワーは低く見えた。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0161.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0161.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0161.JPG" /></a><br />
<br />
対して、スカイツリーはかなり遠く霞んでいた。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0162.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0162.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0162.JPG" /></a><br />
<br />
　レインボーブリッジをくぐり羽田空港沖まで行って戻ってくる正味2時間の航海。天気晴朗にして波なし。<br />
　レインボーブリッジを通りすぎる。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0169.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0169.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0169.JPG" /></a><br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0164.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0164.JPG" width="263" height="350" border="0" align="" alt="rea_0164.JPG" /></a><br />
<br />
　完成したばかりのゲートブリッジが遥かかなたに見えた。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0165.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0165.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0165.JPG" /></a><br />
<br />
　羽田空港では頻繁に離着陸が繰り返されている。55年前、幼稚園の遠足で羽田に行ったことがあるのだが、なんと生での離着陸を見た記憶が無い。その頃の便数は今よりも極端に少なく、1時間に１本くらいしか無かったのかも。<br />
　これは管制塔の上に乗っかっているように見えるが、たまたまそう見えるだけ。iPhoneのカメラは明るい場所ではスクリーンが見難くてシャッターチャンスを逃しやすい。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0170.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0170.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0170.JPG" /></a><br />
<br />
　船内ランチはコースで５千円もするので、それはやめて（って予約もしてなかったわけだが）ビールとつまみ（フライドポテトと生ハム・サラミ）だけで済ませた。<br />
　とにかく天気は最高で暑かった。27℃くらいまで気温が上がったのだ。日差しも強くかなり日焼けした。<br />
<br />
◆<br />
<br />
　下船してから、山手線で<strong>渋谷</strong>へ向かう。大学の友人の夫君の退職記念個人コレクション展示会に行くためである。渋谷駅で降りて、オープン直後で話題の<span style="color:#980032;"><strong>渋谷ヒカリエ</strong></span>へ寄っていくことにした。11階まで昇って展望台から渋谷の街を俯瞰する。随分ごみごみと立て込んでいるな、という印象。地下でおみやげのケーキでも買おうとしたら物凄い混雑である。平日真昼間なのに。それにしても、ここの顧客ターゲットはアラサー・アラフォーの女性客らしく、まことに面白くもなんともない。トイレは特に女性用が豪華絢爛とか聞いたが、私はトイレオタクではないので、男性用がどうなのか確かめる気も起こらない。<br />
<br />
　展示の画廊へは15分ほど歩いた。行くとちょうど件の友人が居合わせたので、麦茶など頂いてしばし歓談の後展示を見て回った。そもそも富豪でもない普通の勤め人だった人が集めた<span style="color:#980032;"><strong>美術品コレクションの展示</strong></span>というのは、あまり聞いたことがない。いや、「普通の勤め人」とは言えない。某社でアート部門の展示イベントに長く関わって仕事をしてきたという恵まれた環境にあって、その都度も含め、好みの小品を自費でコツコツ買い集めてきたその集大成で、量が<strong>半端無い</strong>のである。<br />
<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0166.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0166.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0166.JPG" /></a><br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0167.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0167.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0167.JPG" /></a><br />
　勿論、何千万円もするような有名な名画は無いが、良く見知った画家やイラストレーターの作品がいくつもあった。展示の様子はこんな具合。それぞれが個性に富んで面白い。これだけ集めると、一種脈絡のなさもあるのだが、それとは別に、全体として立ち現れる、持ち主（及び細君）の趣味嗜好の広さと深さがそこはかとなく感じられ、さらにアーチストとの親交の様子まで伺えるのだった。<br />
<br />
◆<br />
<br />
　1時間ほどじっくり観てから、二人で東京駅に向かう。宴会場が丸の内オアゾ内にあるのだ。まだ時間があったので、これまた新名所（？）の、再現改装なった<strong><span style="color:#980032;">旧東京駅舎のドーム</span></strong>を見ようと提案すると、彼は勝手知ったるとばかりに<strong>新丸ビル</strong>の７階へと直行する。そこのテラスに格好の観覧スポットがあるというのだ。行ってみると、なるほどただで入れるスペースがある。しかし、仙台在住なのになんでこんなに東京の、それも新しい場所に詳しいのだ？（さすが物見高いだけのことはある？）私は新丸ビルには初めて行ったのである。（どうせ出不精ですよ）<br />
　で、これがその眺め。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/rea_0168.JPG" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_rea_0168.JPG" width="350" height="263" border="0" align="" alt="rea_0168.JPG" /></a><br />
<br />
　さて６時半から<strong><span style="color:#980032;">宴会</span></strong>が始まった。特筆すべきは、卒業後（というかそれ以前学部進学して以来）会ってなかったクラスメートが飛び入り参加したことである。仲間の一人がFacebookで見つけて、最近旧交を温めておったというのだ。40年ぶりくらいの再会。こういうことになるとFacebookの威力は凄いものがある（「友達の友達かも」は要らんお世話だが）。勿論歳相応に老けてはいた（お互い様）が、当時の面影はかすかに残っていた（しかし、街ですれ違っても絶対に気がつかないだろう）。<br />
　交わした会話の内容のごく一部を<span style="color:#6532FF;">細密圧縮充填リスト</span>で再録しておく。<br />
<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#3232FF;">●最近生まれた孫のこと●職歴、最近始めた新事業●髪の毛の量●家庭菜園の輪作問題●AndroidにするかiPhoneにするか●年金受給手続き●娘は既婚、息子は未婚●老後ふつふつと滾る考古学への情熱●Angry Bird 全面クリア●まだ娘と一緒に入浴してるが、部屋に入ったらキレられた</span></span><br />
<br />
　9時半ころ<strong>解散</strong>。しかし、日本酒を<strong>飲み過ぎ</strong>た私は、解散直前からの<strong>記憶が</strong>すっ飛んで、気がついたら日暮里をはるかに越えて目白駅ではないか！あわてて降りて反対側の電車に乗って、また爆睡して目覚めたら神田駅。再度乗り換えて、なんとか帰宅したのは11時半。2時間も彷徨っていたのだ。その間の記憶は乗り換え時の数分のみ。自宅へ歩く路上で吐いちゃうし、なんたる醜態。せっかくのリア充の日だったのに、最後でケチが付いてしまった。orz<br />
<br />
<span style="font-size:x-small;">※　iPhone4Sのカメラは非常に綺麗に撮れるのだが、3264x2448ドットで3MBにもなり、ここのブログの画像ファイルアップロード制限の1MBを優に超えてしまうので圧縮しないといけない。iMac上で簡単に出来なかった（探せばあるか？）ツイッターで訊いたら、Tomboさんが調べてSimpleResizeという無料アプリを教えてくれたので、ダウンロードして試したら、ワンタッチで簡単に640x480の100KB以下と極めて効率良くリサイズ出来た。それにしてもこれだけの写真を編集しつつ文章まとめるのは、最近長文読み書きが困難になって来ている自分にとってはかなり重い作業で、そのために書くまでに時間がかかった次第。</span>
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<title>最近見た映画感想まとめて４本</title> 
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  <modified>2012-05-22T10:11:28Z</modified> 
  <issued>2012-05-15 10:20:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52759962</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-05-15">
<![CDATA[
４月２５日<span style="color:#0000FF;">「ブラック＆ホワイト」</span>（MOVIX亀有）<br />
CIA要員二人組が一人の女をめぐって三角関係になり、相手を出し抜くためにCIAの設備スタッフを駆使して、公私混同、地位利用、職権乱用、目的外利用のオンパレードでドタバタを繰り広げるという、イヤハヤ南友のコメディーかつスパイアクションの混交した作品。でも、予告篇だけで十分だった。<br />
<br />
５月７日<span style="color:#0000FF;">「テルマエ・ロマエ」</span>（MOVIX亀有）<br />
連休明け平日昼間なのに、なんだこの入りの多さ！しかも年齢層も若い。女性多め（阿部ちゃんのヌード目的か？）。前半４回同じパターンは飽きると宇多丸さんは言ってたが、それなりに変化付けてて飽きはなかった。後半のオリジナルストーリーはご都合主義。<br />
なんか平たい顔族老人の弁舌が異様に壊れた風で気色悪かった。演出過剰では？<br />
<br />
５月１３日<span style="color:#0000FF;">「幸せの教室」</span>（MOVIX亀有）<br />
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ２大スター共演のラブコメディ。息抜き的低予算映画？いや予算と面白さには関係はないが、あまり面白くなかった。ジュリア・ロバーツ、老けてもまだまだ美人ではある。スピーチの練度が上がる過程がイマイチ不明確で説得力が不足。伊武雅刀には驚いた、怪演。<br />
<br />
５月１４日<span style="color:#0000FF;">「ロボット」</span>（新宿バルト９）<br />
夜、飲み会が新宿西口で予定されてたので、せっかく電車賃を出して行くのを利用して、早めに出て、この上映館が少ないインド映画を観ることにした。入りは良くて平日昼間なのに８割くらいは入っていたみたい。140分と長くて疲れた。本来は180分もあるらしい。体調があまり良くなくて、ちょっと辛かった。見るのにパワーが要ると思う。CGによる大勢のロボット集合形態の大暴れは迫力があった。カーアクションもド派手で、どうやって撮ってるんだろう？と。ま、CGなんだろうけど。ストーリーは単純ながら結構引きこまれた。〈感情を持ったロボット〉なんて、今更古いテーマだけれど、情感たっぷりな終わり方はなかなか良かった。インド映画お決まりのダンスシーンにはちょっと食傷。<a name="more"></a>
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<title>「会議の政治学」（森田 朗）</title> 
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  <modified>2012-05-22T10:11:28Z</modified> 
  <issued>2012-05-12 19:20:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.53096307</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-05-12">
<![CDATA[
津田大介氏がTwitterでお薦めしていたので、図書館に予約して（待たされることなく、すぐに供されて）読んだ。確かにすごく面白かった。津田氏が推薦した理由は、そのメルマガでも言っているように、<br />
<span style="color:#0000FF;">＞僕は2006年、文化庁文化審議会の「私的録音録画小委員会」に専門委員として呼ばれたことがあるんです
</span><br />
という事情があるのではないか？　つまり、アウェイな場所に臨むにあたり、そこが一体どういう場で、どんな力学・メカニズムで動くところなのかリサーチ（一種の敵情視察？）するために、この（同じ年に出版された）本を読んだのではないか？と思われる。そして、その目的にはかなり答えている本だ。つまり内情暴露が凄いのだ。あけすけと言うかダダ漏れと言うか。よくぞ書いたり！<br />
　著者は、政治学の東大教授で、今まで多くの審議会の座長や委員を務めてきた人物である。例えば、<br />
市町村合併研究会・座長、地方分権改革推進会議・委員、中央教育審議会・臨時委員、財政制度等審議会・専門委員、年金の福祉還元事業に関する検証会議・座長、その他多数。<br />
　これほどのプロ・権威が詳しく内部事情を吐露しているのだから、これは面白くないはずがない。<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903425096/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41RTJGYMSML._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="会議の政治学 (慈学選書)" title="会議の政治学 (慈学選書)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903425096/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">会議の政治学 (慈学選書)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 森田 朗</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 慈学社出版</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2006/12</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<a name="more"></a>　さて、「<strong>政治</strong>」という言葉はニュアンスの悪い使われ方をすることがある。マキャベリズム的権謀術数、あるいは醜い権力闘争。つまりはヒトという社会的動物の持つ煩悩とか業のような、「３人集まれば派閥ができる」みたいな…。「学内政治」だの「社内政治」だのはまさにそういうドロドロした営みを指す言葉だ。<br />
　そんな狭い世界でなく、国の役所という大きな政策を作る（これは本来は国会の役目だが、実際は官僚がやってるのは周知の通り）場所でもそれは勿論ある。省庁が新しい施策を策定するにあたって、学識経験者や業界関係者、利害関係者などを呼んで〈熟議〉してその意見を反映させる（という形をとってアリバイ工作的に省庁のやりたいことの権威付けオーソライズに利用する、いわゆる〈隠れ蓑〉機能を果たさせる）ための審議会という制度。ここでも政治メカニズムが支配する。その中で一体どんなことが行われているかが、この本の中で詳細に展開されている。<br />
　大体、本当に意味のある情報・有意義な話、内情真相というのはその道の専門家だけの<strong>門外不出</strong>の極秘事項となって、なかなか世間の目に触れることはなく墓場まで持って行かれてしまうもので、これは人類にとって大きな損失と言わざるを得ない。政治的駆け引きの上級テクニックなんて、結構<strong>おぞましい</strong>ものではあるだろうが、怖いもの見たさもある。というわけで興味は尽きないのだ。<br />
<br />
　　　　　◆<br />
<br />
　内容構成はこうである。（語句は一部調整してある）<br />
<br />
<span style="color:#0000FF;">

第１章　会議の政治学<BR>
　審議会の目的<BR>
　合意形成のための手続き（アジェンダセッティング、ヒヤリング、論点整理、フリートーキング、骨子作成、答申作成）<BR>
　委員のタイプ（バランス配慮型、自己主張型、自己顕示型、専門閉じこもり型、理念追求型、無関心型、拒否権行使型）<BR>
　意見主張テクニック（飛躍、矛盾無視、部分主張、ご都合、論点そらし、過度の一般化、シングルイシュー作戦）<BR>
　会議運営（論点限定戦術、多数意見への誘導形成、少数派への配慮・顔立て戦術）<BR>
　答申作成（答申の重要性、座長の主導的調整的役割）<BR>
第２章　会議の行政学<BR>
　事務局（裏方としての役割・コントロール）<BR>
　事務局編成、委員選任、バランス配慮、アジェンダセッティング、資料作成、シナリオ作成、シミュレーション、委員タイプ別事前根回し説明、会議設営、会議進行上の問題点、意見集約のための言語テクニック、外部応援団）<BR>
第３章　会議の社会学<BR>
　外部の社会的情勢（情報公開・世論の影響、議事録の公開と反応、メディアの役割・変化、取材報道現場の実際、分析解説の役割、メディアとのつきあい方）<BR>
結　審議会政治の今後<BR>
</span><br />
　ということで盛り沢山である。個々の詳細事例が実に面白い。委員のタイプ別攻略法とか、役所用語の微妙なニュアンスの違いで答申案文に妥協を盛り込む言語技術とか…。特に印象に残った部分を書き出すと、<br />
<br />
（少数派対策として）<br />
<span style="color:#0000FF;">＞（反対派委員の）鋭いアラ探しの目を免れることはできないので、そうした批判や要求に対しては、対抗手段を用いる。一つの方法は、そのような委員が到底読み切れないほどの大量の資料を直前に送付し、情報の消化不良状態にすることである。…　必要な部分はその一部にすぎないにもかかわらず、それを全文、何十頁、何百頁もそのままコピーして、…資料がない、データが不足しているという批判がなされたときに、「ここに書いてある」、…「読んでこないのが悪い」という印象を与え、相手を萎縮させる効果を狙うのである。P84
</span><br />
←なんともアコギと言うかあざとい権謀術数、手練手管としか言いようがないではないか。<br />
<br />
（反対派委員への根回し、説得のための説明関連）<br />
<span style="color:#0000FF;">＞したたかな委員の場合には、主張の内容で説得に応じるのではなく、種々の取引の結果、賛否どちらかの立場にたつこともあるという。P97
</span><br />
←これって利益供与、要するに買収されるってことかっ！！おいおい！　<br />
<br />
応援団としての「御用学者」の養成、なんてことまで書いている↓<br />
<span style="color:#0000FF;">＞研究者としての良心と役所への忠誠心を両立させることは容易でないP120
</span><br />
<br />
　報道の歪みや能力不足に対する苦言もある。報道自体が役所側に誘導される傾向なども指摘している。<br />
<br />
　　　　　◆　　　　　<br />
<br />
　基本的に立場上、いかに請負者として省庁の意に沿った結論を出す（＝隠れ蓑）ために腐心するか、ということがメインであるのだった。なんとも身も蓋もない話ばかりだが、実に正直にあけすけに実態を語っている。（よくもまぁ悪びれもせず、とも思うが。）つまり迫真性に富んでいるのであって、これはまさしく本当の現場での「<strong>冴えたやり方</strong>」なんだろうなと、著者の目配り、調整能力、交渉力、つまりは政治力には目を見張るばかりである。<br />
<br />
　ところが、「<strong>あとがき</strong>」によれば、ここに書かれていることは「初歩的」なことが殆どで、せいぜい「中級」程度のテクなのだそうだ（あんなえげつない反対派切り崩しの工作・圧力、脅迫行為にまで言及しているというのに！）。<br />
　「そんな手の内を晒しちゃっていいの？」と訊かれてそう答えているのである。そして、引退した暁には<strong>上級編</strong>を書こうとまで宣言しているので、これは是非とも読ませていただきたい（果たしてどこからも「待った！」がかからず、日の目を見れるのか心配になるけども）。もしも実現したら〈瞠目の超絶テクニック〉が披露されることだろう。いや退職後も守秘義務があるのでは？という気もするが、個別案件がわからないように抽象化して書けば別に問題にはならないのではないか？（本書の中では時々具体例も出てきて記述がよりわかりやすくなってはいるが）<br />
<br />
　かように余りにも結論ありきの〈隠れ蓑〉的運営方法を開陳してしまったわけだが、それは表の政治の負荷を「<strong>前さばき</strong>」することで減らす効用・知恵があると評価しつつ、さすがにそれだけじゃまずいと思ったのか、こうした内情に<strong>批判的反省的</strong>な、前向きな改革提言もしている。現状を全肯定するのでなく、機能役割を吟味し、より効率化し生産性を向上させるようにあり方を論じるべきで、これは今後の研究課題だとしている。<br />
<br />
　右肩上がりが終わってパイが小さくなるという時代変化、それにより利害対立が激しくなり、会議での紛糾が起こりやすくなっている（例として空中分解してしまった道路関係四公団民営化推進委員会が挙げられる）一方、情報化の進展、情報公開の趨勢を踏まえ、役所からの恣意的な働きかけを排除し、より積極的にオープン化し、世論を啓蒙しイメージを高めよう、と言うわけだが、本書は６年前に書かれているので、ドッグイヤーで変わってきた現在では既に古びているところがある。インターネットについてはパブリックコメントの意義を述べる程度にとどまっている。その後の大きな変化は<strong>ＳＮＳ</strong>の普及だろう。これによる世論形成力、政策反映の可能性については当然言及されていない。<br />
　今後を展望するには、こうしたさらなる変化を前提にして考えていく必要がある。とは言え、<strong>官僚支配</strong>はまだまだ強固であるので、こういう審議会政治は当面存続するだろうから、こういった内情を知っておくことの意義はあるだろう。
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<title>「宇宙はなぜこんなにうまくできているのか」（村山 斉）</title> 
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  <modified>2012-05-22T10:11:28Z</modified> 
  <issued>2012-05-10 21:00:00+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-05-10">
<![CDATA[
　タイトルに惹かれて借りたのだが、宇宙のことなんて全く知らない、というような中高校生向けに書かれた入門書だった。冬はなぜ寒いかなんて説明から始まるし…。<br />
　そこで止めてもよかったんだけれど、先の方には何が書いてあるのか気になったので、全部読んだのだが、話はかなり高度な大宇宙の来し方行末を語る展開にはなる（この段階で、本来想定読者がついて来れるの？と心配になった）のだが、やはり殆ど全て既に知ってることばかりだった。<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797672234/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41%2Bk%2BRL8C7L._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書)" title="宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797672234/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 村山 斉</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 集英社インターナショナル</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2012/01/26</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本（ソフトカバー）</li></ul></div></div><br />
<br />
<a name="more"></a>　ダークエネルギーが「真空のエネルギー」だとすると、観測値はその10の120乗も小さい、というのは初めて知った。（「真空のエネルギー」というのがそもそも良くわからないんだけど。対消滅の逆の対生成を起こすエネルギー？）<br />
<br />
　私はこの啓蒙入門書は<strong>失敗</strong>だと思う。文体は優しいんだが、「<strong>噛んで含める</strong>」ような表現になっておらず、日常的な感覚では到底想像できないような極微と極大の世界の難解な概念を次々に沢山並べ立てすぎていて、<strong>呑み込みにくい</strong>だろう。これだけの内容を少ないページ数と大きめの活字で盛り込むのには<strong>無理がある</strong>んじゃなかろうか。私も既存の知識と照らし合わせながら、その〈表現の意味するところ〉を再確認するような形で読んだ。<br />
　著者本人はわかりやすく書いてるつもりなんだろうが、そうなっていない。実際の子供をイメージして手を引いて導く、躓きそうになるところは詳しく、比喩やオノマトペなども動員してもっと直感的にわかりやすく書く方法があったんじゃないか？と思う。一流の学者必ずしも一流の教師たりえず、の感がした。<br />
　ただ、中学生でも宇宙というものの<strong>底知れぬ不思議さ</strong>というものにそこはかとなく気がつく事は出来るかもしれない（最後まで投げ出さなかったとして）。それで宇宙への興味、もっとよく知りたいという欲求を喚起できればいいのだが…。
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<title>「マンガのあなた ＳＦのわたし 萩尾望都・対談集1970年代編」</title> 
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  <modified>2012-05-22T10:11:29Z</modified> 
  <issued>2012-05-06 00:45:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52957645</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-05-06">
<![CDATA[
萩尾望都の漫画は当然ながら好きである。女性漫画家のなかでは最も多く読んだ。「少女漫画」じゃない普遍性を持っている作家。キーワードは、やはり”<strong>ＳＦ</strong>”だろう。<br />
　「ポーの一族」を大学の漫研時代に、そこに出入りしてた年上のお茶の水女子大生から勧められて読んだのが最初。「11月のギムナジュウム」「トーマの心臓」「１１人いる！」「百億の昼と千億の夜」「スター・レッド」、かなり間を置いて「バルバラ異界」…他に沢山の短編も。他に読んだ女性漫画家と言ったら、大島弓子、山岸凉子、高橋留美子、美内すずえ、矢代まさこ、樹村みのり、くらいしかない。（って、この年の男にしては結構多いのか？）<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309273076/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61UuBLXoviL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="マンガのあなた　SFのわたし　萩尾望都・対談集　1970年代編" title="マンガのあなた　SFのわたし　萩尾望都・対談集　1970年代編"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309273076/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">マンガのあなた　SFのわたし　萩尾望都・対談集　1970年代編</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 萩尾 望都</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 河出書房新社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2012/02/21</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<br />
　この対談集は1977年前後にいろいろな雑誌上で行われた、錚々たる相手との対談を再録したものであるが、今読んでも十分面白い。つまり古びていない。<br />
<br />
<a name="more"></a><span style="color:#0000FF;">１）手塚治虫</span>「別冊新評」<br />
　当たり前かもしれないが、手塚がSFをたくさん読んでるのが今更よくわかった。萩尾氏も同様だけど。私にとってもSF体験における同世代感が強い。ツーカーで通じる人は少ないからね。（と言っても彼らの読書量には負けるが。）<br />
　萩尾氏は初めてのためか緊張のあまりろくに喋れなかったと述懐しているが、確かに〈間投詞〉多用な発言が目立つ。何しろ相手は神様！やはり対等な対談ではない。手塚氏はフランクにまた彼女をリスペクトもしつつ話してるのだが。<br />
　SF、SF漫画に対する作家の男女別（ジェンダー）の違いの話、エロティシズムの話が面白い。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF;">２）水野英子</span>「月刊mimi」<br />
似た者同士のガールズトークと言う感じ。<br />
同じ魔女の同業者仲間である。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF;">３）石森章太郎</span>「月刊マンガ少年」<br />
ＳＦ好き仲間で盛り上がり。手塚氏とのときよりリラックスしている。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF;">４）美内すずえ</span>「ガラスの仮面フェスティバル」<br />
互いに対象的なところに惹かれあってるかな？<br />
不思議大好きなところは似ている。同業者の悩みの共有・共感がある。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF;">５）寺山修司</span>「モンブラン」<br />
寺山がどうでもいいような些細なことで質問攻めをし、ほとんど一方的に彼が聞いている。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF;">６）小松左京</span>「クエスト」<br />
意外にもSF話はあまりしていない。<br />
小松左京の守備範囲が広すぎて、ありとあらゆる話題が展開する。流石である。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF;">７）手塚治虫・松本零士</span>「月刊リリカ・増刊号」<br />
前回の手塚対談から１年くらい後。鼎談なので話が弾んでいる。まさに談論風発。メシスタント、闇鍋、食べることの重要さ、ペンネームの意義、猫の影響、新人論、異性の描き方の違い、デビュー当時の思い出…などなど。盛り上がっている。<br />
<br />
<span style="color:#0000FF;">８）羽海野チカ</span>（語り下ろし）司会・ヤマダトモコ<br />
これだけ現在の対談。羽海野が私淑し影響受けまくりの大先輩との、興奮した、また肝胆相照らす会話が展開。影響が手塚→萩尾→羽海野と連綿と連鎖する。表現技法（霧、影、顔など）への先輩作家の影響と獲得過程。互いに相手の作品のディテールやセリフに踏み込んでの検証。話が深い。<br />
<br />
　話の内容・文脈に沿って、オリジナル漫画のシーンや表紙の<strong>図版が豊富</strong>に載って解説が加えられているのが良い。直接の言及がなくても、話題に関連した参考例の原画を的確に載せているので、背景が解りやすい。つまり構成がしっかりしているのでとても解りやすいのだ。ただのテキストだけでは漫画を語るのは困難なのでとてもいい編集だ。読んでて楽しかった。
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<title>「ジェノサイド」（高野 和明）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=52914987" title="「ジェノサイド」（高野 和明）" />
  <modified>2012-05-22T10:11:29Z</modified> 
  <issued>2012-05-03 19:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52914987</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03">
<![CDATA[
この前に読んだ<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-29" target=_blank><font color=#4400ff><ins>「舟を編む」</ins></font></A>は本屋大賞１位、これは同じく２位だった。<br />
　その２冊が同時に図書館から回ってきた。予約した時期には差があるが（どちらも相当待たされた。100人以上の予約待ち読者が居た）、奇しくもこういう組み合せで借りられるというのは初めてだ。単なる偶然だが。<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048741837/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-o9VRV37L._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="ジェノサイド" title="ジェノサイド"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048741837/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">ジェノサイド</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 高野 和明</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/03/30</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<a name="more"></a>　「週刊文春」と「このミス」ともに2011年度で堂々の国内編トップを獲得しているのだが、「SFが読みたい 2012年版」では6位なのが微妙なところ。私は純然たるＳＦだと思うのだが、謎解き、サスペンス、戦闘場面など、盛り沢山の要素が、ミステリファンに大いにウケたのではないか？<br />
<br />
　と、かくもメジャーな作品で出版後1年も経っているので、ネット上にも多くの書評があるだろうし、この期に及んで今更私が言うことは何もないから「堪能した！」の一語で済ませてもいいのだが、余談的に書こう。<br />
<br />
　半世紀前、まだ私が父親と一緒に入浴してた小学校低学年の頃、湯船に浸かりながら父にこう訊いたことを憶えている。「ヒトが猿から進化したんなら、そのうちヒトも何かに進化するの？」と。その頃「ミュータント」という言葉や概念が一般的に知られていたかどうかは不明だが、科学方面に疎かった父は「ヒトが最後で、次はない」と断言した。そう言われても素直に受け入れる気はせず、得心できなかった記憶がある。<br />
　ミュータントもののＳＦは多いが、読んだので今すぐに思い出せる作品は「スラン」、「継ぐのは誰か」くらいしかない。もっと沢山ある筈だが…。ESPものとも関わるし。<br />
<br />
　で、この作品、あまり「ご都合主義」は感じず、リアルさがあった。仔細に見ると、ちょっと無理筋な要素もあるのだが。<br />
　何よりも、執筆にあたっての取材が凄い。たくさんの一流の薬学研究者に会い、また創薬に関してだけでなく人類学、進化学、アメリカの戦争・諜報活動、戦史などなど多くの参考文献にあたっている。ネット関連では高木浩光氏にも教えを乞うていて驚いた。著者の勉強ぶりは相当なもので、それだけの蓄積の上に構築された物語である。<br />
　アメリカ大統領・バーンズはあのブッシュそのもので、もう最悪凶悪に描かれている。全く同感である。時代設定を架空にしておらず、イラク戦争直後にしているので、名前を変えてももう隠しようもない。このリアルさが作品にセミフィクション的な迫真力を与えている、その辺もあまりＳＦプロパーとして扱われなかった理由だろう。<br />
　人類の醜さ凶悪さがこれでもかと描かれるが、それに抗する善性も語られる。読後感は希望に満ちているわけではなくて、巨大なスケールの中で人類という種がどうなっていくかに思いを馳せさせる、充実した読書体験をもたらした。<br />
<br />
　傍線を引きたくなった箇所を一つ引用しておく。<br />
<span style="font-size:x-small;"><span style="color:#0000FF;">＞ネオナチや白人至上主義者など、己の暴力衝動を政治思想に仮託する似非右翼には、共通の心性がある。自尊心の歪んだ発露である。彼らは生育歴などの問題から自己を直接肯定することができないため、自分の所属する集団を全肯定した上で、その集団の成員である自分は素晴らしいという論法を取る。しかし実際は、彼らの関心が自分自身にしか向けられていないのは明白で、その証拠に攻撃の矛先は主義主張に異を唱える同胞たち、全肯定してみせたはずの集団のメンバーにも向けられる。</span>(P433)</span>
]]> 
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<title>「舟を編む」（三浦 しをん）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-29" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=52825429" title="「舟を編む」（三浦 しをん）" />
  <modified>2012-05-22T10:11:29Z</modified> 
  <issued>2012-04-29 19:15:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52825429</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-29">
<![CDATA[
図書館でだいぶ待たされて読んだ。三浦しをんの作品で読むのは<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2010-04-10" target=_blank><font color=#4400ff><ins>「まほろ駅前多田便利軒</ins></font></A>」についで２冊目。<br />
　2011年度本屋大賞受賞作。<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334927769/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qtYqbxh-L._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="舟を編む" title="舟を編む"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334927769/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">舟を編む</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 三浦 しをん</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 光文社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/09/17</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<br />
　「本屋大賞」は<span style="color:#0000dF;">「書店員こそが（商品と顧客という形で）本と読者を『最もよく知る立場』にあると位置づけ、投票資格者を書店員主体にしている」</span>らしい。つまりは〈<strong>本の目利き</strong>〉ということだと思うのだが、その割には候補になる作品が揃いもそろって、既に十分売れているベストセラー本ばかりなのはいただけない。目利きなればこそ、宣伝力がないために知られず埋もれている、きらりと光るマイナーな本を掘り出して読者に届けるという姿勢を持って欲しいものだ。それが書店員の矜持じゃないだろうか？ほら、書店員がお薦めのポップを作ったために俄に売れ出した例なんてのもあることだし。<br />
　まぁそれは余談だが、この作品、たしかに面白い。何よりも異様にリーダビリティが高い。この小説の扱っている対象が出版社の辞書を編纂する編集者というのも、書店員の琴線に触れたのかな？とも思う。<br />
<br />
<a name="more"></a>　新しく辞書を作るという膨大な作業に長年心血を注ぐ人たちの、仕事に対する真摯な取り組みが描かれる。辞書を編むという仕事についてはあまり良く知らなかったので、興味深い。<br />
<br />
　そして恋愛模様。女性作家なので欠かせない要素なんだろうけど、すこし過剰な気がした。勿論本を作るのは生身の人間なので、仕事とは別に個人としての生活もあるのだが…。香具矢というキャラは若干不自然な感じ。それを言うなら主人公の馬締はもっとユニークだが。そう、登場人物それぞれのキャラ設定が極端なのである。これはラノベや漫画の作り方ではないか？恋愛シーンはいわゆる「ラブコメ」的で、不器用極まる見栄えの悪い男に、美女が寄ってくるという殆どあり得ない厨二願望パターンでは？<br />
　そういう要素は、せっかくの辞書編纂という偉業をどうも軽く扱ってる感がしてしまう。いや、情熱や苦難は充分描かれ感動的ではあるんだけれど、恋の話はこんなに要らんでしょう。<br />
<br />
　ところで、舞台設定なのだが、少なくとも現在（＝辞書の完成）よりも15年くらい前から始まっている設定なので、旧来通りのやり方の〈用例採集カード〉というアナログな手書きの紙メディアが使われているのだが、かと思うと、ケータイや会社でメールが普通に使われているし、いつの時代の話なんだ？とちょっとわからなくなった。今、と言うより、だいぶ前から電子化されている筈じゃないか？と若干の違和感。参考文献や取材で昔の苦労話を聞いた上で、現在の環境にそのまま持ってきてしまったのだろうか？
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<title>「狩場(カリヴァ)最悪の航海記」（山口 雅也）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-27" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=52791171" title="「狩場(カリヴァ)最悪の航海記」（山口 雅也）" />
  <modified>2012-05-22T10:11:29Z</modified> 
  <issued>2012-04-27 12:20:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52791171</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-27">
<![CDATA[
山口雅也の作品ではだいぶ昔に処女作の「生ける屍の死」を読んだことがあるのだが、内容は綺麗さっぱり忘れている。随分評判の良かったミステリなんだけど。<br />
　今回のこの新作は、書店で見かけ「ガリバー旅行記」のパロディというか二次創作というか、面白そうと思って図書館で借りたもの。前に映画について書いた<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2011-04-28" target=_blank><font color=#4400ff><ins>記事</ins></font></A>の中でも言ってるように、「ガリバー旅行記」は小学生の頃、ジュブナイル化された抄訳（にしては馬人国まで含む全編収録）を熱中して読み、その後高校時代に角川文庫で全訳を読み、と慣れ親しんだ〈奇書〉なので、それをどう料理しているのか興味があった。<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163808906/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51QrkF4ENhL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="狩場(カリヴァ)最悪の航海記" title="狩場(カリヴァ)最悪の航海記"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163808906/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">狩場(カリヴァ)最悪の航海記</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 山口 雅也</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 文藝春秋</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/09</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<br />
<a name="more"></a>　いわゆる「後日談」的な作りなのだが、第三部「飛島篇」と第四部「馬人国篇」の間に起こったこととして設定（いや実のところ、「馬人国」であそこまで厭世的、人間嫌いになったら、世捨て人になるしか無くて、もうそれ以上の展開は望めないだろうし）され、しかも舞台は日本である。原作の中でも日本への渡航は描かれており、あの小説の中で唯一実在する国が舞台となっていて、いかにその当時の日本が「異郷」であったかが伺えるわけだが、それを日本人が描くとどうなるか的な要素も面白い。<br />
　将軍綱吉の側用人（というのは柳沢吉保たった一人しか居ないのかと思ってたら、集団組織だったのか）狩場蟲斎（かりばちゅうさい）という類まれな傑出した人物との出会いがあり、殆どまっとうな時代小説的な導入から始まるのだが、そこはガリバー、またもや海に乗り出して冒険の旅へと。そこからは波乱万丈の原作を彷彿させる展開となる。<br />
　綱吉の病気を癒す不老長寿薬・竜仙粉を求めてモルッカ諸島近辺の魔の海域にある島をめざす狩場に随行することになるのだ。しかし、徴用して乗りこんだオランダ軍艦の船長以下乗組員は実は乗っ取り犯だった…。<br />
　さらに別の海賊に襲われ、捕虜になり、魔の海域のメールストロームに巻き込まれ、打ち上げられた島が「ロストワールド」で…、とかなりハチャメチャなご都合主義的展開。いや、面白いんだけど、やり過ぎ感は否めない。狩場というキャラ造形は唖然とするほどの学識・叡智と剣の達人ぶりで、まるで架空の人物のようだ（実際そうだけど）。最後には飛島のラピュタ人も登場して、その正体や目的も明かされるのだが、これ以上のネタバレはやめておこう。（それにしても「人がゴミのようだ」が出てきたのは笑った）<br />
　作者はミステリ作家（それも本格！？）なので、ところどころに殺人の謎解き場面が出てくるのは、これはまぁ習い性と言うべきか。海賊の描写に関しては随分研究して書いているようだ。最近<A title="" href="http://www.amazon.co.jp/dp/475712242X/r" target=_blank><font color=#4400ff><ins>「海賊の経済学」</ins></font></A>という瞠目の本が出て、海賊にも経済的合理性やら組織運営上のよく出来た仕組みがあったことが良くわかるようになっているが、その本が出る前に書かれているので、著者の慧眼が知れる。フェミニズム的観点もいい味付けか。<br />
　長いけれどリーダビリティは非常に高く、さくさく読める。〈註〉が充実してるので初心者にもとっつきやすい（が、不要な常識レベルのものまであったりするのは余分な面も）。この手のが好きな人にはお勧め。ただ、本来の原作が持っていた政治的な風刺精神は殆ど無いのが残念かも（「本格」派推理作家にそれを求めるのは元々無理とは言え）。
]]> 
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<title>「黄金比はすべてを美しくするか？」（マリオ リヴィオ）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-22" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=52696457" title="「黄金比はすべてを美しくするか？」（マリオ リヴィオ）" />
  <modified>2012-05-22T10:11:29Z</modified> 
  <issued>2012-04-22 21:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52696457</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-22">
<![CDATA[
「黄金比」というものはよく知らなかった。美術の教科書でビーナス像だか何かの名画で輪郭に沿った方形がある位置で区分けされた説明図を見たような記憶はあるが、文化的な一種の意匠のような印象を持っていて、あまり気にしてなかったのだ。それがかくも数学的に面白い奥深い数のことだったとは、迂闊！<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152086912/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51RVWMKYY7L._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語" title="黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152086912/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: マリオ リヴィオ</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 早川書房</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2005/12</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<a name="more"></a>　著者は以前読んだ<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2011-11-30" target=_blank><font color=#4400ff><ins>「神は数学者か？」</ins></font></A>を書いた人で、本書はそれより以前に書かれたもの。最近文庫化されて存在に気がつき、図書館に予約して単行本で読んだ。<br />
　黄金比<strong>φ</strong>（ファイ）はある線分をａとｂに分けた時、ａ：ｂ＝（ａ＋ｂ）：ａとなるような比率のこと。ｂを１とおいて、この式を内項の積＝外項の積により方程式に変換すると、ａ^2−a−１＝０となり、これを解くとａ＝（１＋√５）／２、つまり 1.61803…という値（無理数）が得られる。<br />
<br />
　本書は豊かな学識と資料踏査でφの歴史を語る。ピタゴラスから始まり、その神秘的なまでの奇妙な性質を検証し、建物や美術に及ぼした影響、その「応用」の真偽（概ね否定的だったりするのだが）を厳密に精査している。<br />
<br />
　そして、さらに意外な展開は（あのオウムガイの螺旋で有名な）<strong>フィボナッチ数列</strong>で〈ｎ個目の数とｎ＋１個目の数の比率がφに近づく〉ということ。<strong>素数</strong>との親和性、また<strong>フラクタル</strong>幾何学とも関連してくる、ということにまで及ぶ。これはビックリ。<br />
　ｅやπもそうだが、一見何の関係もない数学的事象が思いがけず結びついているこの不思議な照応関係の妙！<br />
　単なる〈美〉などという次元ではなく（勿論昔から美術や音楽などにとても有効なものではあったのだが）、それをはるかに超えて数理の神秘に迫っている。<br />
　最終章のタイトルは「神は数学者か？」である。この次の著作に至るきっかけがここにはあったのだ。
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<title>「ジョン・カーター」</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=52602385" title="「ジョン・カーター」" />
  <modified>2012-05-22T10:11:29Z</modified> 
  <issued>2012-04-18 10:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52602385</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-18">
<![CDATA[
　中学時代（SFに巡りあった最も初期）に大いにハマった火星シリーズの第１巻。あの往年の、スペースオペラ隆盛の嚆矢となった作品、E.R.バローズの「<strong>火星のプリンセス</strong>」の映画化である。初めていきなりこの予告篇が出て来た時にはびっくりした。まさか、今頃これが映画化されるとは！ディスニー生誕110周年記念作品。<br />
　なんだか空前の赤字大作らしい（大コケ？）。出来が悪いとか聞いても、観ないという選択肢は最初から無かった。この年になって観れるとは、長生きはするものである、というくらい懐かしい原作なのだ。<br />
（以下ネタバレあり）<br />
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<HR><a name="more"></a>　監督は「ファインディング・ニモ」の監督で、実写作品は初めてだそうだが、ま、「９割くらいCG」なので問題なかったわけか。<br />
<br />
　しかし、観終わっての感想としては、かなり<strong>微妙</strong>、と言うよりやはり<strong>失望</strong>のほうが大きい。<br />
　原作を大きく変えてある。造形イメージ（キャラクターデザイン）も武部本一郎氏のそれらとはまるで違う。緑色人が細すぎる（第9地区のエビ型宇宙人を連想させられた）。犬のウーラは太すぎて、山椒魚みたいな体型。あれであの敏捷さはありえない。跳躍力は火星の重力の小ささのせいのはずなのに、跳び過ぎ。<br />
　武部画伯の絵（<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2007-09-22" target=_blank><font color=#4400ed><ins>武部本一郎展</ins></font></A>を参照）はアメリカのファンダムの間で大評判になった、と聞いていたので、これが最も一般的なイメージとして受け入れられているのかと思いきや、そうでもなかったのか？少なくとも日本では、絵的にはアレしかあり得ないので、ネット上のコメントにもそのギャップに不満の声が散見された。<br />
<br />
　デジャー・ソリスはアクティブ過ぎ、強すぎる。大活躍！原作のあの〈妖しさ〉が無く、まるでアマゾネスではないか（黒髪なのは良い）。文武両道共に能力がありすぎる。なんか昔のお話を現代に映画化するときにはかつての〈保護すべきか弱い存在〉という女性像が、現代的に強い存在に変えられるという傾向が色んな作品で目につくのだが、これもその種の改変だろう。時代が変わったというのもわかるが、そこまでアレンジしちゃうのはどうなんだろうな？と若干疑問が湧いた。<br />
　この女優、まぁ美人ではあるが、とてもとても脳内ソリスには及ばない。と言うか、デジャー・ソリスを演じられる生身の女が地上に居るとも思えないのだが（笑）。やはりこの表紙画が至高である。<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/soris.jpg" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_soris.jpg" width="262" height="350" border="0" align="" alt="soris.jpg" /></a><br />
　サーンという魔法使いみたいな一族が敵の黒幕として出てくるが、これは原作には一切ない。これで、ストーリーは全く違ったものになってしまっているので、承服しがたい。聖地の遺跡の巨大メカとか、テレポーテーションシステムとか、第９光線とか、ガジェットが多すぎる。既存作品の寄せ集め感がある。<br />
　というわけで、残念ながら<strong>粗探し</strong>になってしまった。
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<title>最近見た映画感想まとめて５本</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-15" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=51555614" title="最近見た映画感想まとめて５本" />
  <modified>2012-05-22T10:11:29Z</modified> 
  <issued>2012-04-15 00:10:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.51555614</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-15">
<![CDATA[
３月１９日<span style="color:#0000FF;">「長ぐつをはいたネコ」</span>（movix亀有）<br />
予告篇で見た「猫好きな人間はイカレてる」という台詞は面白かったのに、本編では出て来なかった。元々のペローの童話は、機転のきく「わらしべ長者」みたいな話だが、それとはまぁ〜〜〜〜ったく関係ないストーリー。ハンプティーダンプティーが出てきて重要な役どころを演じるが、これが取ってつけたようでなんともかんとも。しかもやけに屈折しまくってるし。展開も面白くなく、無理やり作った感ありあり。駄作。<br />
<br />
３月２２日<span style="color:#0000FF;">「SHAME」</span>（シネマスクエアとうきゅう）<br />
Twitter上で大評判大絶賛なので、見たのだが、いまいちピンと来なかった。<br />
<br />
３月２７日<span style="color:#0000FF;">「マーガレット・サッチャー　鉄の女の涙」</span>（movix亀有）<br />
メリル・ストリープは流石のアカデミー賞主演女優賞の演技、凄すぎ。<br />
それにしても家族視点とは言え、認知症描写が過ぎた感じ。政治家としてのキャリアや、政治情勢の説明がすっ飛ばされて、功罪共にわかりにくい。<br />
<br />
４月４日<span style="color:#0000FF;">「ドライヴ」</span>（movix亀有）<br />
地味で静謐な日常的雰囲気が淡々と描かれるのと、一転して激しい暴力描写の断絶不調和が奇妙な味を出している。カーアクションはなかなか凄い。<br />
主役のライアン・ゴズリングは「セクシー」の評もあるが、あまりそういう印象は受けなかった。オーラを感じない。〈顔のパーツがセンター寄り〉だし。さほどムキムキでないのに強すぎるのがちょっと不自然か。<br />
キャリー・マリガンは魅力的だ。<br />
<br />
４月１３日<span style="color:#0000FF;">「アーティスト」</span>（movix亀有）<br />
第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞。フランス映画として初の米アカデミー作品賞受賞作という、しかもサイレント・モノクロというとんでもなく異色作。これは見ずばなるまい、とて。<br />
確かに面白い。古き良きサイレント映画へのオマージュがあるので、審査員受けが良かったのかな？若干のご都合主義は感じてしまったんだけれども。<br />
シチュエーションでだいたいどんなことを言っているのかわかるので、あえて字幕にしている部分が極端に少ないのは、昔通りのやり方か。それにして主役のジャン・デュジャルダンはクラーク・ゲーブルに似てる。<br />
フランス映画なのになんでセリフ画面が英語なんだろう？（それともこれはオリジナルでない英語版なのか？）<br />
サイレント映画における〈視線の重要性〉に今更気がついた（目は口ほどにものを言い）。<br />
犬もアカデミー賞を受賞したらしいけど、これは今回特別か？確かに凄い演技力（？）だ。<br />
予告篇で見た流砂に埋もれるシーンは、没落する心象風景なのだろうと思っていたら、実際に作った映画内シーンではないか！<br />
ちなみに、ツイッターでこんなジョークを呟いた。<br />
<span style="color:#3298FF;">＞サイレントモノクロ映画だけど、同時並行でカラー版のトーキーも撮っており、更には３D版まであるんじゃないかと妄想。</span><a name="more"></a>
]]> 
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<title>「わたしたちが孤児だったころ」（カズオ イシグロ）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-12" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=52482362" title="「わたしたちが孤児だったころ」（カズオ イシグロ）" />
  <modified>2012-05-22T10:11:30Z</modified> 
  <issued>2012-04-12 21:45:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52482362</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-12">
<![CDATA[
カズオ・イシグロの作品は初めて。<br />
　現代イギリス文学を代表するとまで言われるこの作家のことは勿論随分前から知っていたが、ちょっと手を出しにくい雰囲気を感じていた。いわゆるガチに純文学っぽい、つまりは退屈なんじゃないの？という先入観だ。「ブッカー賞」を受けたという「日の名残り」にしても、タイトルからしてそれっぽいじゃないか、と。<br />
　が、近作の「わたしを離さないで」はなんと移植用臓器を得るために育てられるクローン人間たちを主人公にしたSFだということを知って、少し興味が出てきていた。実は、SFプロパーでない作家が下手にSFに手を出すとろくなことにならない、という感じは昔からしていて、あまり期待はしていないのだけれども、評価は結構高いようなので、いずれ読んで見ようかとは思っていた。<br />
　ま、そんな程度の認識だったのだが、図書館でたまたま見かけたこの作品、なぜか「呼んでる」気がして手にとって借りて来た。<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152083425/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Q7Q5X12WL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワ・ノヴェルズ)" title="わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワ・ノヴェルズ)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152083425/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワ・ノヴェルズ)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: カズオ イシグロ</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 早川書房</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2001/04</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<a name="more"></a>　物語の世界に入っていくのにやや手間取ったが、半分過ぎた辺りからやっとノッてきた。<br />
　1900年代初め上海の租界地で幼年時代を過ごした主人公クリストファーの幸福な時代、友人との交流。一転して父、続いて母までも謎の失踪を遂げて、人生は一変する。そのトラウマを抱えてイギリスの叔母のもとで成長し、やがて〈探偵〉になって成功し、両親を探しだそうと上海へ戻る、というストーリーなのだが、いやもう何というか、「まとも」じゃない。「数奇」過ぎる。というか、リアリズムじゃなくて、シュールなまでの混乱と転変に満ちている。なんじゃ、こりゃあ〜〜！である。<br />
　大体この〈探偵〉というのがまともじゃない。ミステリー仕立てでそこは面白く興味深いのだが、推理が主体な「本格」ものでは全くない。むしろ〈ネタ〉扱いではないか。<br />
<br />
　ところで、探偵が主人公で<strong>一人称</strong>で語る推理小説、というのは（勿論沢山あるんだろうが）基本的にあり得るんだろうか？という疑問がある。「安楽椅子探偵」（三人称）は極端な形だが、名探偵が鮮やかに謎を解き明かす、というのがそもそも<strong>ご都合主義</strong>の極致であると私は常々感じていて、その推理にどうやって到達したのか、の思考推論過程が説明的に明確に言語化されて描かれることはまずない。探偵の心の中はブラックボックスのままで、いかにも不自然に構築された殺害方法の真相に、どういう要素をどのように連結統合して真犯人に辿りついたか、なぜそうなるのかを克明に説明した作品というものに出会ったことがないのだ。（これは私がミステリーをあまり読まないからに過ぎず、世の中にはそういう作品もあるのに知らないだけかも知れないので、そういう作品を知ってる方には是非教えてもらいたいものだ。）<br />
　なので、探偵のインスピレーション的洞察に感嘆する、ということがなく、全てのピースがかっちりと収まる、という展開は本来カタルシスをもたらす筈なんだろうが、「へー（棒」みたいな感想しか抱けず、aha!体験が得にくいのだ。（因果な性格？）<br />
<br />
　さて、この作品はそもそも謎解きミステリとはまるで違う。せっかく探偵本人が一人称で語るのに、上述したような内心での推理過程が全く表記されない。途中関わったいくつかの殺人事件の捜査への取り組みが描かれるにもかかわらず。いつどこで誰がどうやって殺されたか、という基本データすら示されない。大体、それら事件は本筋には関係なく、彼の生活の大きなしかし瑣末な一部としてしか位置づけられていないのである。つまり、作者は普通の推理小説を書くつもりなど無く、作風をそれまでのリアリティから一歩踏み出して、より幻想寄りに変えたらしいのだ。主人公の言動も周りの人たちのそれも、どこかヘンで錯綜している。これは新しい！と言えるかも。<br />
<br />
　最大の謎は、両親の失踪の真相なのだが、その解明は謎解きとは言えない。そこに至る過程での上海での行動の、かなり奇矯な展開こそがこの小説のキモなのだ。日中戦争の激しい戦闘地域を命からがらさまよう場面などは悪夢のような印象。<br />
　回想がやたらと多く挿入されて時制が行きつ戻りつするので、読みにくいものの、租界地の有様などの部分が面白くはあった。<br />
<br />
　というわけで、いささか狐につままれたような印象の残る作品だった。<br />

]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>「『フクシマ』論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」（開沼 博）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-07" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=52361006" title="「『フクシマ』論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」（開沼 博）" />
  <modified>2012-05-22T10:11:30Z</modified> 
  <issued>2012-04-07 13:15:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52361006</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-04-07">
<![CDATA[
1984年いわき市生まれ（つまり現在28歳）の著者（社会学専攻）が、東京大学学際情報学府の修士論文として、３．１１以前に提出したものである。地味な研究のはずが、原発事故によってにわかに脚光を浴びることになった。<br />
　大部な本で読み終わるのに１週間もかかってしまった。<br />
<!-- amazon --><br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791766105/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51f3OHIbX-L._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="「フクシマ」論　原子力ムラはなぜ生まれたのか" title="「フクシマ」論　原子力ムラはなぜ生まれたのか"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791766105/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">「フクシマ」論　原子力ムラはなぜ生まれたのか</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 開沼 博</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 青土社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/06/16</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><br />
<!--/ amazon --><a name="more"></a>　一般に言われる〈原子力ムラ〉は中央の政官産学利益共同体だが、この本では福島の地元の「原子力ムラ」の成立過程について、明治以来の日本の近代化史をふり返りながら、地方と中央の関係の変遷をたどる。フィールドワークで聞きとり取材を重ね、さらに膨大な参考文献に当たって思索を深めて書き上げた大変な労作で、「修士論文」の域を遥かに越えている。<br />
<br />
　論文の成り立ちからして当然だろうが、冒頭で長々と研究方法論が展開・説明される。<br />
　ミクロな視点（虫の目）からの観察検討を通して政治経済のマクロな動きの中に位置づけつつ、中央と地方との相克に焦点を当てて照らし出す、という方法である。こうして原子力ムラを分析するのは斬新で、とても有効な視点だろう。<br />
<br />
　そして導かれる概略は<br />
<span style="color:#0000FF;">
１）1895〜1945　外ヘのコロナイゼーション<BR>
　　資源や経済的格差の利用を目的として対外的な植民地化推進。<BR>
２）1945〜1995　内へのコロナイゼーション<BR>
　　上の失敗を受け、「対内的な植民地化」。地方に外地が担ってきた機能を求めて植民地化する。<BR>
３）1995〜　自動化・自発化されたコロナイゼーション<BR>
　　成長終焉と新自由主義・グローバル化が相俟ってなされた植民地化の完遂のもとにある自動的かつ自発的な服従（addiction）を前提に権力が作動。<BR>
</span><br />
　見事な研究成果で、得心のいく整理である。原発に関して、単純な推進か単純な反対だけでは割り切れない、あまりにも根深い日本近代100年以上に渡る経緯があってこの事態を迎えていることが分かる。<br />
 　この構造は強固なものではあるが、基本的に隠蔽や差別抑圧の上に成り立っており、もはや破綻は明らかで、文明史的な転換点に来ているということは感じた。今後の展開は困難なものになるだろう。著者のその意識が垣間見える。<br />
　文中頻出する「愛郷心」というキーワード。これこそが、ムラの原発を受容するポイントだったわけだが、著者の中にも（もう一段高い）「愛郷心」があってこその、研究（のみならず思索）に思える。<br />
<br />
　忘却は繰り返された、と著者は言うが、事故収束に何十年、何百年かかるかわからない以上、今回ばかりはいくら厭でも「忘却」は出来ない。果たして日本人はそんなに非ニュートン的な長期間耐えられるだろうか?
]]> 
</content>
</entry>
<entry>
<title>「ふがいない僕は空を見た」（窪 美澄）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-29" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=52112230" title="「ふがいない僕は空を見た」（窪 美澄）" />
  <modified>2012-05-22T10:11:30Z</modified> 
  <issued>2012-03-29 14:20:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.52112230</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-29">
<![CDATA[
１年以上前の<A title="" href="http://d.hatena.ne.jp/bookreviewking/20110206/1296987277" target=_blank><font color=#2200ff><ins>第1回Twitter文学賞</ins></font></A>で７位に挙げられたのをUstで見て、読もうと思い図書館に予約したのだが、大人気でやっと今になって読めた。他にもいろいろな賞を得ていて、2009年「ミクマリ」で第8回「女による女のためのＲ－18文学賞大賞」を受賞。2010年にはその主人公斎藤くんと周辺の人々をめぐるこの連作短編集で「本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10」第1位、2011年「本屋大賞」第2位、第24回「山本周五郎賞」受賞、と高い評価を得ている。<br />
<!-- amazon --><br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103259213/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/516cj9nrLdL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="ふがいない僕は空を見た" title="ふがいない僕は空を見た"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103259213/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">ふがいない僕は空を見た</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 窪 美澄</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 新潮社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2010/07</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<br />
<br />
<a name="more"></a>　これの直前に読んだ<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-16" target=_blank><font color=#7700ff><ins>「桐島、部活やめるってよ」</ins></font></A>と似た題材・構成なので、ちょっとシンクロニシティを感じた。図書館で順番が回ってくるのは全くの偶然なのだけれど…。高校生群像が主人公を変えて一人称で語り継ぐオムニバス、という点で同じなのだ（高校生でない主人公も出て来るが）。<br />
　ただ、雰囲気は随分違う。こっちの方がよりドラマチックであるし、より「下流」の貧困が覆う世界を描いている。性描写も過激。はじめは「おいおい」と思わされるほどのセックス描写に気圧されたが、読んでいくと切なくなってくる。みんな健気に生きている。<br />
　文章は新人にしては非常にうまい。読みやすいし描写は的確で、無駄な部分が殆ど無い簡潔さ。読んでてつるつると心に入ってくる。感服した。<br />
<br />
山本文緒氏評では、<br />
<span style="color:#0000f0;">＞「この世に生まれ落ちることの苦悩と喜び、その凄まじい痛みに涙が出た」</span><br />
<br />
とのこと。確かに、人間がこの世で味わう様々な心の動きがうまく表現されている。特に終章の、斉藤くんの母親の助産師としての生活、お産の描写は迫力と真実味がある。著者は妊娠・出産、女性の健康関連のフリーライターだったとかで、納得できる視点である。<br />
　これも「桐島、部活…」と同様今秋映画化らしい。<br />
<br />
<span style="font-size:x-small;">※ところで、「ふがいない」は「腑甲斐ない」が正しいのだが、時々「不甲斐ない」という表記に出くわす。これだと二重否定なので「甲斐がある」事になっちまうよね。
</span>
]]> 
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<title>「ラーメンと愛国」（速水 健朗）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-24" />
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  <modified>2012-05-22T10:11:30Z</modified> 
  <issued>2012-03-24 13:50:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.51863082</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-24">
<![CDATA[
このタイトルを最初に見たときに、何か「週刊spa!」の特集記事みたいなタイトルだと思った。あのなんともヘナヘナな雑誌によくある色物記事を連想したのである。あるいは「ジョージ・ポットマンの平成史」みたいな、おふざけの混じった企画物のような…。<br />
　ところがどっこい、非常に硬派の地道な研究調査の上に成立した論考であった。失礼しました。<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062800411/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/5186RPOGFZL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="ラーメンと愛国 (講談社現代新書)" title="ラーメンと愛国 (講談社現代新書)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062800411/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">ラーメンと愛国 (講談社現代新書)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 速水 健朗</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 講談社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/10/18</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 新書</li></ul></div>
<BR>
<BR>
　最近の新書というのは、数時間喋った程度の簡単なやっつけ仕事で出来上がったような、薄い軽いものが多いような印象があるが、この本は相当な手間をかけている、誠実な仕事だ。<BR>
<a name="more"></a>　明治以降の日本の食、その変遷を中華料理からの影響も交え、ラーメンという国民食がどのように成立したかということについて、様々な歴史的社会的要因を踏まえて考察している。戦後の大混乱した経済から立ち上がって高度成長、バブル、失われた20年に至る過程での食の文化の変遷についても触れている。中でも大きなテーマは勿論インスタントラーメンの発明発展だが、ご当地ラーメンの隆盛から、さらなる変化としての「ご当人ラーメン」の職人的匠の勃興に至るまでを具体的に詳しく追っている。そこで最後に見出されるのが「ナショナリズム（的なもの）」であることから、この本のタイトルが決まったのだろう。<BR>
<BR>
　「ラーメン」と「愛国」とは、これは異様な組合せである。あまりに意表を突かれる表現だ（だから冒頭のような印象を持ったわけだが）。今まで考えもしなかった視点である。ラーメン屋へ行くときに「♪見よ東海の空明けて〜…」と愛国行進曲でも歌いながら入るのかお前は？！と。私はラーメンは勿論好きでよく食べているが、まさか「愛国」とは寸毫も思いが至らなかった。いや、そう言われてみれば思い当たるフシが無いでも…いや、やっぱりないな。<BR>

　もっとも、この本で言われる「ナショナリズム」はネトウヨが馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返す「反韓・反中」のヘイトスピーチ的排外的なものではなく、むしろ寛容な多文化主義的文脈の中で、〈趣味的・遊戯的・リアリティーショー的・フェイク・捏造された伝統〉を詰め込んだものなのだった。面白い見方である。あくまでも消費文化のバリエーションの一つとして、今のラーメンはある。インターネットによる、個人の品評がブログやSNSでおびただしく流通する、情報の爆発状況が背景にあってこその現象と思えた。ラーメン好きな人は読んでおくべき一冊。</div>
]]> 
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<title>吉野梅郷へ</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-23" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=51755663" title="吉野梅郷へ" />
  <modified>2012-05-22T10:11:30Z</modified> 
  <issued>2012-03-23 01:30:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.51755663</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-23">
<![CDATA[
そろそろ桜の開花も南の方から始まりかけているようだが、桜よりも前に梅を見なくては始まらない。<br />
　東京近郊で梅の名所と言えば、何と言っても青梅市にある〈<strong>吉野梅郷</strong>〉である。私はここが好きで何度も訪れているが、ここ数年は行きそびれていた。今年は是非行きたいと、前から<A title="" href="http://www.omekanko.gr.jp/ume/kaika/index.htm" target=_blank><font color=#ee00ee><ins>ここ</ins></font></A>をチェックしていたのだが、この冬の寒さのせいか、なかなか開花が進まない状況だった。しかし、今日22日は暖かくなるという予報を聞き、開花が進むんじゃないかと期待し、また金土は天気が悪くなるということもあったので、行くことにした。<br />
　そこでiPhone4Sの出番である。出歩く先からの写真付きリアルタイムツイートの絶好の機会だ。<br />
　そこで、実際にやったツイート実況をここに再録しておく。撮ってきた写真を詳しく補足しながらブログ用に文章を再構成しようかと思ったのだが、写真の量が多く、容量オーバーになったりでうまくアップロードできなかったりしたので、面倒なので諦めて、Twitterの方のコマンドで〈このツイートをサイトに埋め込む〉という、詳細URL生成機能を使って、全ツイートを転載するという、かなり〈重い〉ことをさせて貰うことにした。（でも、So-netサーバーのメモリは殆ど食わない。とは言え、リンクがいつまで有効かは心許ないのだけれど）<br />
<span style="font-size:x-small;">※各ツイートの写真をクリックして単独表示にした上で、さらにクリックすると拡大して見れます。それでもオリジナルより随分圧縮されちゃってますが。
</span><br />
<br />
【写真なしの前ふり部分】<br />
<span style="color:#0000FF;">中央線なう。新宿出て中野に接近なう。<BR>
国分寺にて中央特快に乗り換え待ちなう。<BR>
立川にて青梅線に乗り換えなう。<BR>
ドアが自動では開かないだと？！ なんか随分田舎に来たような。<BR>
この位置情報取得ってかなりアバウトですな。せいぜい行政区域単位っぽい。<BR>
</span><HR><a name="more"></a><blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>拝島なう。 <a href="http://t.co/7ZXwCXyD" title="http://twitter.com/asknkn/status/182654959391735808/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182654959391735808" data-datetime="2012-03-22T02:28:31+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><span style="color:#0000FF;">ふむむ、マップのスクショを添付してつぶやくと位置情報は不要と判断して付かないのか。頭いいな、iPhone。<BR>
羽村市って村なのに市なのな。<BR>
青梅到着なう。 奥多摩行きに乗り換え待ちなう。<BR>
</span><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>日向和田到着なう。 <a href="http://t.co/7w4ZF80p" title="http://twitter.com/asknkn/status/182662590713966593/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182662590713966593" data-datetime="2012-03-22T02:58:50+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><span style="font-size:x-small;">※ハレーションは起きてない。よかったｗ。</span><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>こんなところに墓地がある。 <a href="http://t.co/kzMepFhG" title="http://twitter.com/asknkn/status/182667521416110080/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182667521416110080" data-datetime="2012-03-22T03:18:26+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>今日来たのは、ややフラゲ気味だったか？ <a href="http://t.co/aXOkzzg9" title="http://twitter.com/asknkn/status/182668487792136193/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182668487792136193" data-datetime="2012-03-22T03:22:16+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>全然さいとらんではないかorz <a href="http://t.co/S3xPQaj0" title="http://twitter.com/asknkn/status/182669095517421570/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182669095517421570" data-datetime="2012-03-22T03:24:41+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>紅梅の方が早いようだが、それにしてもしょぼい。 <a href="http://t.co/7k1XiZZw" title="http://twitter.com/asknkn/status/182670081824792576/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182670081824792576" data-datetime="2012-03-22T03:28:36+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>たまに咲いてるところは、この人だかり、という。今日の暖かさでもっと開くと期待したんだけどなぁ。 <a href="http://t.co/yPMd963I" title="http://twitter.com/asknkn/status/182670733112131586/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182670733112131586" data-datetime="2012-03-22T03:31:12+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>やっとまともに咲いてるのがあった。 <a href="http://t.co/8cNMpJDo" title="http://twitter.com/asknkn/status/182671335842000896/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182671335842000896" data-datetime="2012-03-22T03:33:35+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>満開ならば、これくらい見事な筈だったのである。 <a href="http://t.co/907d7bq3" title="http://twitter.com/asknkn/status/182672064598118405/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182672064598118405" data-datetime="2012-03-22T03:36:29+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>ここは結構いいポイントかな。 <a href="http://t.co/bEHIaB6G" title="http://twitter.com/asknkn/status/182673138432225280/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182673138432225280" data-datetime="2012-03-22T03:40:45+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>桜みたいな色だな。 <a href="http://t.co/3nRvHjcm" title="http://twitter.com/asknkn/status/182674270646833152/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182674270646833152" data-datetime="2012-03-22T03:45:15+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>最高地点からの俯瞰、かなりの標高差があるね。 <a href="http://t.co/mijQlKCC" title="http://twitter.com/asknkn/status/182675130923745281/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182675130923745281" data-datetime="2012-03-22T03:48:40+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>中央上の東屋を通って来た。 <a href="http://t.co/xuq20Jx6" title="http://twitter.com/asknkn/status/182675889753042945/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182675889753042945" data-datetime="2012-03-22T03:51:41+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" data-in-reply-to="182675178659123201" lang="ja"><p>@<a href="https://twitter.com/zom_1">zom_1</a> でしたね。ちと急ぎすぎた。早かりし由良之助。</p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182676333518798849" data-datetime="2012-03-22T03:53:26+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><span style="font-size:x-small;">※桜は暖かくなると一気に開くけど、梅はそうじゃないようですなぁ。甘かった。</span><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>この辺もいい眺め。桃じゃないけど、あたかも桃源郷のような。 <a href="http://t.co/3kB261iU" title="http://twitter.com/asknkn/status/182677368152915969/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182677368152915969" data-datetime="2012-03-22T03:57:34+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>おっ、こっちに来ると少し多くなったぞ。 <a href="http://t.co/vj2iagYT" title="http://twitter.com/asknkn/status/182679138010804224/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182679138010804224" data-datetime="2012-03-22T04:04:36+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>近景、中景、遠景を同時に入れて、擬似3Dにしてみた。w <a href="http://t.co/zE2fX2QC" title="http://twitter.com/asknkn/status/182680467248648192/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182680467248648192" data-datetime="2012-03-22T04:09:53+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>こんなイベントがあったのか。全市の名前が読めるアイフォン4Sのカメラ侮り難し！ <a href="http://t.co/vUjftU7n" title="http://twitter.com/asknkn/status/182681171551985665/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182681171551985665" data-datetime="2012-03-22T04:12:40+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>これは見事に満開だ。 <a href="http://t.co/9uyzGjyI" title="http://twitter.com/asknkn/status/182682714636423168/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182682714636423168" data-datetime="2012-03-22T04:18:48+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>東口の真上。 <a href="http://t.co/RTBHAjCF" title="http://twitter.com/asknkn/status/182688894389723136/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182688894389723136" data-datetime="2012-03-22T04:43:21+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>帰り道の天満公園に登って梅郷を望む。息が切れた。 <a href="http://t.co/JhoLTwg9" title="http://twitter.com/asknkn/status/182694430111842304/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182694430111842304" data-datetime="2012-03-22T05:05:21+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><span style="color:#0000FF;">道端の店で缶ビール買って、教えて貰った蕎麦屋、「はら」なう。「混んでるかも」とか言ってたが、今日は人出少ないから余裕である。</span><br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>せいろ、来たなう。料理写真の投稿は初めてなう。うまそうなう。 <a href="http://t.co/AevhZRHl" title="http://twitter.com/asknkn/status/182701368690212864/photo/1">twitter.com/asknkn/status/…</a></p>&mdash; あすくさん (@asknkn) <a href="https://twitter.com/asknkn/status/182701368690212864" data-datetime="2012-03-22T05:32:56+00:00">3月 22, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><span style="font-size:x-small;">※左の三品はサツマイモの蒸し、ほうれん草、そら豆。美味かった。</span><br />

]]> 
</content>
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<title>「桐島、部活やめるってよ」（朝井 リョウ）</title> 
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-16" />
  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=51415292" title="「桐島、部活やめるってよ」（朝井 リョウ）" />
  <modified>2012-05-22T10:11:30Z</modified> 
  <issued>2012-03-16 22:30:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.51415292</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-16">
<![CDATA[
　平成元年生まれの作者が早稲田大学文化構想学部（ってなに？）在学中の2009年、小説すばる新人賞を受賞した作品（今年8月には映画も公開予定とか）。<br />
　２年前に出版された本だが、その頃から店頭で目についていて、ちょっと心の隅に引っかかっていた。このタイトルはなかなか秀逸であり、これだけで中身（舞台やら登場人物やら雰囲気までも）が大体想像がついてしまうではないか。<BR><br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087713350/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51tAg%2BmaZlL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="桐島、部活やめるってよ" title="桐島、部活やめるってよ"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087713350/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">桐島、部活やめるってよ</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 朝井 リョウ</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 集英社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2010/02/05</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
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<a name="more"></a>　その通り、この作品は高校生群像、特に部活動に関わるさまざまな男女の心の機微を描いたもので、野球部、バレー部、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部にそれぞれ所属する生徒たちの日常を、章ごとに各人を主人公にして一人称で語っていくオムニバス形式。クラスや部活を共にする交友関係が描かれていくので、重なり合いつつ、同じ出来事が別の視点で語られ直されたりする手法が面白い。<br />
<span style="font-size:x-small;">※登場人物紹介は<A title="" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%90%E5%B3%B6%E3%80%81%E9%83%A8%E6%B4%BB%E3%82%84%E3%82%81%E3%82%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%88" target=_blank><font color=#4400ff><ins>Wikipedia</ins></font></A>参照。</span><br />
<br />
　それぞれが打ち込む部活動の楽しさや喜びさらに悩みが描かれて、まだまだ拙い不器用で惑いの多い、甘酸っぱい青春だなぁ、と懐かしい思いにさせられる。勿論、恋愛模様もある。ここらへんは今どきの高校生の実態が描かれて、世代差を感じさせるところ。<br />
<br />
　最も注目すべきところは全編に通底する〈<strong>スクールカースト</strong>〉という枠組みの中での様々な心の揺らぎの要素。以前、<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2011-10-28" target=_blank><font color=#8800ff><ins>「オーダーメイド殺人クラブ」</ins></font></A>（辻村 深月）の中でも出て来た、またしてもスクールカーストである。もぉ本当にこういう、「見た目が九割」の風潮の中にみな囚われて、ごく普通の一般的な状況になっちまっているのか、とやりきれない気持ちにはなる。<br />
　この作品の中でもそれが当たり前の所与の条件となっている、つまり前提として描かれてはいるのだが、それでもそれをよしとしない作者の意志が感じられる。特に最後の主人公のいらだちにそれが現れる。<br />
　登場人物一人ひとりは結構みんなナイーブな心を持っている。それなりに健気な真摯な心持ちもある。この作品は彼ら彼女らへの厳しい批判でもあり、これからの生き方へのエールでもあるように感じた。読後感は良い。
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<title>最近観た映画感想まとめて４本</title> 
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  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=50754754" title="最近観た映画感想まとめて４本" />
  <modified>2012-05-22T10:11:31Z</modified> 
  <issued>2012-03-15 19:00:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.50754754</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-15">
<![CDATA[
例によってまとめ書き。<br />
ネタバレありなので、未見の方はスキップのこと。<br />
ちなみに、取り上げたのは、<br />
「戦火の馬」<br />
「何かが壁を越えてくる」<br />
「ドラゴン・タトゥーの女」<br />
「ヒューゴの不思議な発明」<br />
の４作品。<br />
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<a name="more"></a>３月６日<span style="color:#0000FF;">「戦火の馬」</span>（MOVIX亀有）<br />
　スピルバーグ久々の監督作品となれば観ないわけにもいくまい。劇場で予告篇を観て、これはかなり期待できると思ったし。<br />
　戦争、それも近代戦（機械化戦＝機関銃、戦車、毒ガスetc）の残酷さの始まりとされる第一次大戦に巻き込まれて、数奇で過酷な運命に翻弄される一頭の非凡な馬の冒険と苦難、人との関わりを通して描かれる〈希望〉。<br />
　 「設定の勝利」という面が大きい。馬の視点で第一次世界大戦を描く、という。動物ものはハズレがなく当たる、らしいけれど、その点でも〈王道〉っぽい。<br />
　しかし、人との心の交流ならば、なんと言っても犬である。馬というのは人類にとって犬に匹敵する、いやそれ以上に役立つ家畜だったわけだが、知能は犬ほどではないにしてもかなり高いはずなのに、あまりドラマの対象になっていないような気がする。その点では、これは映画史上に残る「名馬映画」になるのではないか？馬の演技力（？）が凄いし。<br />
　ちょっと気になったのは、仲間の馬を気遣って振り向くシーンでの目の動きで〈白目〉が見えて視線の向きが強調されてるシーン。馬の目ってあんなふうに白目が露出するものだろうか？CG合成の不自然さを感じたのだが。<br />
　ところで、TwitterでSF作家の山田正紀氏が<br />
<blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>「戦火の馬」気になる。「馬」がキリストに重なっているのは「戦車を牽く」＝「十字架を運ぶ」。「有刺鉄線に捕らわれる」＝「茨の冠をかぶる」。「父馬が明示されない」などで明らかなのだが、それと「動物」「戦争」「難病」等「泣かせる映画のあざとさ」と内的にどう妥協しあってるのかがわからない</p>&mdash; 山田正紀さん (@anaryusisu) <a href="https://twitter.com/anaryusisu/status/179694155084210176" data-datetime="2012-03-13T22:23:19+00:00">3月 13, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script><blockquote class="twitter-tweet" lang="ja"><p>ああ、そうだ。「戦火の馬」、「馬」がキリストとダブルイメージで描かれているのはラストの帰郷のシーンでも明らか。あの崇高ともいえる光にあふれた画面の異常さ。ジョン・フォード映画へのオマージュを感じさせもするけどそれ以上にあれは「故郷」が楽園であることが暗示されているのだと思う</p>&mdash; 山田正紀さん (@anaryusisu) <a href="https://twitter.com/anaryusisu/status/179712579772481536" data-datetime="2012-03-13T23:36:32+00:00">3月 13, 2012</a></blockquote><br />
<script src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>と書いていて、それは気づかなかった。なるほどと思った。<br />
<br />
<br />
3月9日　<span style="color:#0000FF;">「何かが壁を越えてくる」</span>（試写会）<br />
　榎本憲男監督作品。「見えないほどの遠くの空を」を見に行った時に、試写会招待の権利を貰って申し込んで、メールで案内をもらって見に行った。35分の短編。公開予定はないそうだ。<br />
　３・１１以後の社会的思想的変化をどう受け止めているか？と言う問題意識は、およそ日本人クリエータなら誰もが向き合わずには済ませられないだろう。しかし、この映画のメッセージ性については、いまいちよくわからなかった。これもまたもう一度見なおしてみたい、と思わされた。まさかそれが狙いとも思えないが。<br />
　騒霊（ポルターガイスト）的な異常（心霊？）現象が描かれたりしているんだけれど、これは被災地で幽霊を見る人が続出している、という話から来ているんだろうか？<br />
<br />
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３月13日　<span style="color:#0000FF;">「ドラゴン・タトゥーの女」</span>（TOHOシネマズ六本木）<br />
　原作の小説が大ベストセラーになったのは知っていて、興味もあってアプリ版の電子書籍は最近入手したのだが、未読。Twitter上での評価はすこぶる高いので観たいと思っていた。<br />
　悪評サクサクだったセックスシーンのボカシを入れてないR18＋版が期間限定でTOHOシネマズ六本木で公開されるというのを知って「観ずば二度死ね」とばかりに、インターネット予約して見に行った。六本木までは交通費がちと高いのだが。<br />
　しかし、失敗だった。体調悪く寝不足だったため、冒頭30分くらい瞼が垂れてきて半分くらいしか見れず、また場面切り替えが早く感じて字幕を読みきれないケースが結構あって、設定やら人物関係がイマイチわからなくなってしまったのだ。痛恨の極み。途中からは目が覚めて（R18＋R部分も含めて）しっかりと観れた。それだけでも十分面白かった。まぁ多少のご都合主義は感じたけれども。原作がいいからなんだろう。<br />
<br />
３月14日　<span style="color:#0000FF;">「ヒューゴの不思議な発明」</span>（MOVIX亀有）<br />
　84回アカデミー賞で最多となる5部門（美術賞、撮影賞、音響編集賞、音響録音賞、視覚効果賞）を受賞。作品賞や監督賞、主演男優賞といったメインの賞でないところが少し残念か。<br />
※　<A title="" href="http://eiga.com/news/20120228/9/" target=_blank><font color=#aa0088><ins>監督インタビュー</ins></font></A>参照。<br />
<br />
　それにしても、タイトルがヘンだ。どこが「発明」だったのかわからない。<br />
　予告篇だけで面白そう、自動機械人形が超絶的な能力を発揮して大活躍するのかな？みたいな予想をしていたのが、見事に裏切られた。人形は単なるきっかけを演出するアイテムに過ぎなくて（その割にはあの複雑な絵描きのプログラミングされた動きはやりすぎではないか？）、主役の少年は修理こそすれ発明なんか全くしてないではないか。<br />
　とは言え、スコセッシ監督にとって初の３D映画にしては、この技法を実にうまく使いこなしていると思えた。巨大な時計の内部というのは３D撮影に格好の舞台・題材だし。長回しで移動していく場面などは、どんな風にカメラを動かしたのかわからず、瞠目の映像が出現している。<br />
　そして主題は実は映画史の話だったという、予想のはるか斜め上（３D？）を行く展開！　実在の最初の商業映画監督ジョルジュ・メリエスの生涯が描かれる。セットを組んだり、フィルム編集の手法を開発したり、映画創成期の工夫が面白い。これはスコセッシ監督が3Dをどう活かすかに腐心した原点でもあるように思えた。<br />
　「キック・アス」のクロエ・モレッツが出てるのも知らずに観てて、最後のエンドロールで気づいた、という間抜けさ。「モールス」の時とも印象が違うんだもの。<br />

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<title>「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」（増田 俊也）</title> 
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  <modified>2012-05-22T10:11:31Z</modified> 
  <issued>2012-03-10 15:20:00+09:00</issued> 
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  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-10">
<![CDATA[
　幼い頃、娯楽の王者はテレビであり、テレビの視聴率抜群の王者は<strong>プロレス中継</strong>であった。<br />
　しかし、父はこの番組を見るのを好まなかった（野球はよく見ていたが）。良く言えば温厚、悪く言えば小心だった父は、乱暴極まる格闘技のプロレスが場外乱闘や流血を売りにしているのを嫌ってチャンネルを変えさせたのである。その血を受け継ぐ私も、学校で話題の的になる番組とは言え執着はしなかった。なので、殆どプロレス中継は見ていない。そんな私でも<strong>力道山</strong>はよく知っている。当時の少年漫画誌にもよく登場していたし。<br />
　しかし、<strong>木村政彦</strong>という人物は知らなかった。こんな凄いレスラーいや柔道家が居たことを。無理もない、あの（この本のクライマックスで描かれる）<strong>対力道山戦</strong>（Youtubeの映像は<A title="" href="http://www.youtube.com/watch?v=ykZe3DI_81o" target=_blank><font color=#4400ff><ins>こちら</ins></font></A>）が行われたのは私がまだ物心つかない頃だったし、その後彼の姿は表舞台から綺麗に消えてしまっていたのだから。<br />
<br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410330071X/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51MSkxpvZYL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか" title="木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410330071X/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 増田 俊也</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 新潮社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/09/30</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><br />
<br />
なんとも不穏な、目を剥くようなタイトルである。しかし、読めばこの表現も納得できる。<br />
<br />
<a name="more"></a>　この本は、柔道を修めた作家が、この不世出の天才柔道家の一生を、多年に渡る綿密な調査、取材、インタビュー、研究を重ねた上で克明に描き出した大著だ。そこにはリスペクトが充満している。<br />
　読めば読むほど、この柔道の天才、その破天荒な生き方、放縦さと苦難、に圧倒される。こんな凄い、人間離れした強さの人物が存在したとは！<br />
<br />
　700頁近い分厚さで上下二段組の大部な本で、冒頭100頁くらいまでは、資料的データの羅列が多く冗長で、読み進めるのが辛かったが、徐々に（戦争、戦後の時期にさしかかって）面白くなり、読むスピードは速まった。<br />
<br />
　ただただ強くなること勝つことをのみ追究した柔道家が、食い詰め、いかに必死に生き妻子を養い、プロレス興行に活路を求めて行ったか、GHQの政策の前に講道館がいかに変質せざるを得なかったか、そして、因縁の力道山戦、その無残な敗北へ、と。さらにその後のトラウマを一生涯背負って生き続けた人生の転変。圧巻の極みだ。歳を重ねても強さが揺らがないところを見ても、まさに「化け物」。その人間性、慕う者引きも切らずの魅力も十分に描かれる。<br />
　それにしても、力道山というのは私の暢気な子供の頃は「英雄」的なイメージしかなかったのだが、これを読むとなんとも狡猾悪辣卑劣な人間に思えてくる。<br />
<br />
　日本の近現代史の中で武道が果たした役割、政治との関わり、興行界の裏社会の有り様なども実に興味深く語られる。通常の歴史書には欠けた要素が豊富に出てくる。眼から鱗の視点である（そっちの方の詳しい話も知りたくなる）。夥しい数の登場人物と証言者たち。実に興味深い。<br />
　思い返すと、あの戦争という巨大な惨禍が、いかに多くの人々の運命と人生を狂わせ、苦しめたか、というその諸相の一つとして迫力を持って迫ってくる（力道山とてその中の翻弄されたコマの一人）。<br />
　量的に読むのは大変だけれど、お薦めの一冊。<br />
<br />
<span style="font-size:x-small;">※ちなみに、著者はなんとSFも書くようだ。大森望編の最新刊<A title="" href="http://www.amazon.co.jp/dp/4309411363/" target=_blank><font color=#4400ab><ins>「NOVA-7」</ins></font></A>に作品が発表されたらしい。びっくり。</span>
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<title>iPhoneケースを滑りにくくする方法</title> 
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  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=125493/entry_id=50555443" title="iPhoneケースを滑りにくくする方法" />
  <modified>2012-05-22T10:11:31Z</modified> 
  <issued>2012-03-03 16:40:00+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:ask0030.50555443</id> 
  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2012-03-03">
<![CDATA[
〈表面積〉カテの記事を書くのは何年ぶりだろうか？と思って独りググりをしてみたら、前回のは<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04" target=_blank><font color=#aa00ff><ins>これ</ins></font></A>ですね。意外に最近だｗ。<br />
<br />
　iPhoneを買って、いつも歩く道なのに、マップ表示して自分が動くに連れて地図上の現在位置マークが移動していくのを確かめてニヤついたりしてる、バカな奴であります。電車に乗ってる時にこれを拡大画面でやると、スピードが実感できて、「♪スピード、スピード、窓の外〜」とか「♪走れっ、走れっ、走れ〜〜っ」とか口ずさみたくなったりして…。というのは余談。ナビゲータが居ればこれ完璧にカーナビ代わりに使えるよね。<br />
<br />
<a name="more"></a>　さてiPhone は、その造物主であるあのジョブズによれば、美学として<strong>〈裸で使うもの〉</strong>である。iPhone4でアンテナ欠陥（手でショートしてしまう）問題が起こった時に、対策としてのバンパーを無料配布することで乗り切った時の、信念に反してそんな醜い余計なものを付けざるを得なかった彼の慙愧の念が想起される。<br />
<br />
　さはさりながら、裸だと結構滑りやすいし、落っことして壊れるのは怖い。（今までネット上で一体何枚の〈ガラスが割れて無残な写真〉を見てきたことか！）　あと、抜き身では冬だとちょっと冷たいし…。<br />
　なので、「ジョブズ先生ごめんなさい」と詫びつつケースを買うことにした。<br />
<span style="font-size:x-small;">※ いや、JKの間では「ケースの品揃えが豊富で可愛いのが選べるから」という理由だけで、AndroidでなくiPhoneを選ぶ子が多いとか聞いたりして、「ジョブズ先生に申し訳ないと思わんのかっ！」と〈けっこう仮面〉モードになったりする私なのだが。大体、あのストラップにジャラジャラといろんなもの（中にはぬいぐるみまであったりする）を付ける過剰デコりの悪趣味さは許せない。ミリグラム単位で軽量化に腐心したメーカーの技術者の苦労をなんと心得るか！そこに直れぃ！てなもんである。
</span><br />
<br />
　さて、選ぶなら、やっぱヨドバシアキバかなぁ？と充電器も買いたいし、と秋葉原に久しぶりに向かった。直行せず電気街口へ出て、三省堂などを冷やかした（が、何も買わないモードは貫徹）後、東側へ抜ける連絡道を歩いていたら、100円ショップがあるので、何の気なしに寄って見たら、なんとiPhoneケースも置いてあるではないか！まぁ安かろう悪かろうにしろ、100円ならドブに捨てることになっても大して痛くもないな、と買って試すことにした。せっかく白のiPhoneを買ったので、当然ケースも統一して白を選ぶ。<br />
　で、早速装着してみると、結構いい感じ。100円とは思えない手触りクォリティ。これでいいや、ともっと高い（大体軒並み千円以上する）のは買わずにこれで行くことにしたのである。<br />
<br />
　さて、ここでやっとタイトルの問題に行き着く（冗長で、スマソ）。<br />
　感触もまぁまぁいいのだが、やはりなんとなくツルツルしている。滑り止め的な凹凸は勿論あるのだが、それが大雑把で間隔が広く、指先が触れる面積部分がその溝で仕切られた部分よりも小さくて、ツルッとした感じがあるのだ。これは問題だ。と言う所で、電化の宝刀、あの<A title="" href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/2007-04-20" target=_blank><font color=#0077ff><ins>ハンダゴテメソッド</ins></font></A>を思い出して適用することにしたのである。<br />
<br />
　その結果がこのとおり。（iPhone4Sで撮影。クリックで拡大）<br />
<br />
<a href="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/IMG_0020.jpg" target="_blank"><img src="http://ask0030.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b45/ask0030/m_IMG_0020.jpg" width="262" height="350" border="0" align="" alt="IMG_0020.jpg" /></a><br />
<br />
効果歴然！ぐっと滑りにくく、手にしっくりと吸い付くように馴染む。大成功！<br />
これで落とす確率が半減した。お勧め。
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