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最近観た映画感想まとめて13本(2016第2四半期) [映画]

 2016年4〜6月に観た映画。

「リップヴァン・ウィンクルの花嫁」「ちはやふる・上の句」「ルーム」「獣は月夜に夢を見る」「マジカルガール」「グランドフィナーレ」「ちはやふる・下の句」「スポットライト 世紀のスクープ」「ヒーローマニア」「海よりもまだ深く」「ズートピア」「帰ってきたヒトラー」「FAKE」

4月4日「リップヴァン・ウィンクルの花嫁」(池袋HUMAXシネマズ)
岩井俊二久々の監督作品。中森明夫氏がツイッターで絶賛してたので興味を惹かれた。3時間の長尺にしては長さをあまり感じさせなかった。しかし、タイトルは内容に関連して適切かどうか疑問だ。リップヴァン〜というのは浦島太郎みたいなタイムリーパー的な説話だが、二人の女性主人公のどっちがどっちに対応するのか、いまいちピンと来なかった。リップヴァン〜は死なずに蘇ったのだから黒木華のほうがそれに当たり、妻は相手方ということになるのか?

4月6日「ちはやふる 上の句」(MOVIX亀有)
原作は読んでいない。TVアニメは少しチラ見程度。
 主演の広瀬すずは「海街ダイアリー」からまだ1年しか経ってないんじゃないのか? 成長著しいと言うべきか、演技がうまいというべきなのか?目力が強い。いま一番輝いている女優か。

4月11日「ルーム」(TOHOシネマズ日劇)
毎日新聞映画評で大きく扱われ絶賛。設定(誘拐と長期間の監禁)の勝利という面もあり、5歳の子役の演技のリアリティ、素晴らしさもあり。

4月25日「パディントン」(丸の内TOEI)
まだ上映してるのが意外だった。子供向けとは言えない内容の深さ、みたいな評を聞いて、観ようかと思ってたのを見逃すところだったのだ。
 が、上映開始10分経過したころ(大地震発生シーン)で突然音声が出なくなり、3分後くらいに係員から「原因不明のトラブルで復旧の見込みが無いので上映中止します。料金はお返しします」とアナウンス。珍しいこともあるもんだ。返金の上にさらにお詫びのしるしの無料入場券(7/31まで有効)を1枚もらえてホクホクしながら退出。映画館側大損害かと思いきや、客は10人以下だったので、大した被害ではなかった模様w。
 その足で、河岸を変えて、
「獣は月夜に夢を見る」(ヒューマントラストシネマ有楽町)
を観に向かう。事前情報なし。狼女の話だろうと推測していたが、その通り。それにしても、舞台設定がとてもリアルというかショボイ(低予算)というか。ストーリーは単純だが、説明が省かれ(でも筋はわかる)、日常性の派手さにかけた淡々とした展開。それにしても救いがない。


5月9日「マジカルガール」(ヒューマントラストシネマ有楽町)
うーむ、確かに難しいというか、何を言いたいのかよくわからない。不条理劇と言ってしまえばそれまでのような気もするが。このハコはマイナーなものをよくやるが、前回の「獣は月夜…」同様イマイチぴんとこない芸術作品が多くて私のような通俗的ファンには敷居が高い感じ。

5月22日「グランドフィナーレ」(有楽町スバル座)
マイナーな映画と思っていたらカンヌで大絶賛だったとか? 期待してなかったが思いがけずの〈拾い物〉感。映像が素晴らしい。ただ断片的で脈絡の取りにくい意味ありげなシーンの羅列的印象が強く、意図を掴みにくい。原題の“YOUTH”がなんで「グランドフィナーレ」になっちまうのか? 誤解を与えるではないか。

5月23日「ちはやふる・下の句」(TOHOシネマズ新宿)
続きの完結編だが、ストーリー展開がやや性急で省略が多いためか、筋を追い切れなかった。と言うか、なんでそういう展開になるの?という場面が多くて(原作読んでないから?それを言わせますか?)。ライバル校のドSな主将がなんでマル秘情報ノートを貸してくれたの?とか。クイーンは、なんであらたくんと知り合いなの?とか。ラストシーンのクイーン戦舞台は、いくらなんでも端折り過ぎの結末じゃないの?とか(それともアレは願望充足幻想シーン?)。それにしても広瀬すずは美しい。今が人生でもっとも美しい時期だなどとは誰にも言わせないんだろうが。余談だが、クイーン役の松岡茉優のファンになったので、今NHKで放映中の「水族館ガール」を継続視聴決定の運びとなりぬ。

5月28日「スポットライト 世紀のスクープ」(池袋シネマ・ロサ)
ボストン・グローブという小規模新聞社がカトリック教会神父の大量性的虐待事件を暴く、その取材過程の戦いを描く。派手さはないが、神経戦頭脳戦が繰り広げられる。スリリングな展開で目を離せなくなる。アカデミー作品賞、脚本賞受賞も頷ける出来。
 それにしてもなんでカトリックには同性愛的小児愛患者が多いのだろう? 教義上の戒律からの抜け道的な事象のような気もするのだが。


6月6日「ヒーローマニア」(丸の内TOEI)
前回不具合で上映中止の際にタダ券を貰ったので、それを使った。「キック・アス」を連想させるが、漫画が原作だからか(とは言うべきではないが)、ストーリー展開が不自然でご都合主義。
 小松菜奈は綺麗だが、東出昌大はミスキャストではないか? と言うか、東出という俳優、大根ではないか?と思うのだが。あと窪田正孝という俳優もなんかこう胡乱な感じがしてしょうがないんだが…。

6月15日「海よりもまだ深く」(丸の内ピカデリー)
平日昼とはいえ、評判の割には客数が少なすぎる。
 阿部寛の演技は、まぁ上手いのだろうが、キャスティング的にはどうなのだろうか?あまりイメージに合っている気がしないのだが。
 樹木希林は言うまでもなく完璧。と言うか完璧すぎないか?
 真木よう子はNHKの番宣で「アナザーヒストリー!!」と体言止めで一言だけしゃべる印象がバカっぽく見えていたのだが、結構まともな演技ではないか。
 先日TV観ていたら、子役をやってた男の子(現在中二)が出てきて、その成長ぶりに驚いた。映画撮影時は小六だったとか、この年代の成長速度侮りがたし。

6月17日「ズートピア」(みゆき座)
じわじわと観客動員数が伸びているらしい。口コミで良さが伝わって広がっているようだ。「アナ雪」と似た現象が起こりそうだが、さすがにあそこまでは行かないだろう。唄のウリが無いし…。とは言え、ディズニーのアニメの出来の良さは今第何期目かの黄金期に達しているのではなかろうか?
 吹替版で観たのだが、以前他のアニメで感じたうるささ、けたたましさはさほどなく耳障りではなかったのが良かった。

6月27日「帰ってきたヒトラー」(TOHOシネマズシャンテ)
 あまり興味は抱かないでいたのだが、評判が結構良さそうなので観に行った。ヒトラーものは沢山あろうが、なかなかうまい作りになっているのではないか? あちらの政治家の顔とか知らないので、野党(ネオナチ?)の党首とかが出てきても本物なのか役者が演じてるのか、わからないのがもどかしい。茶化され役だし、まさか本物とは思えないのだが。
 最も笑えたのは、YouTubeでよくパロディ(総統閣下がお怒りのようです)のネタになっている例の「ヒトラー最期の12日間」の地下壕作戦室シーン(メガネを外す手が震えたり…)が、さらにパロディ化して使われているところ。場内結構ウケてました。こういうのは何ていうんだろう? パロディの自乗作用? これに対する日本語字幕でさらにパロディを加えるという離れ業を見たかったが流石にそれはかなわなかった。

6月29日「FAKE」(ユーロスペース)
 水道橋博士ら錚々たる人たちが Twitterで大絶賛してて、これは「観ずば二度死ね」ものかと、渋谷くんだりまで遠征して観てきた。ちなみに私にとって映画を観るのはもっぱら地元亀有か有楽町で、池袋はまぁまぁ近いが新宿ではかなり遠い、渋谷となるともはや人外魔境といった程度の距離感である。ましてや立川に爆音上映を見に行こうなどとはゆめゆめ考えない。
 それにしても不思議な映画である。まず、良くこれだけ密着して撮影出来たな、と。どこまでが本物でどこからがやらせなのかもわからず、佐村河内氏の思惑と森監督の思惑とがどう絡んでいるのかもわからない。謎すぎるドキュメンタリーだ。最後の最後に至って混乱は極に達する。ネタバレ禁止の紳士協定で、語ることも出来ない不満が残って居心地が悪いことこの上ない。誰もが「この映画を観た後は語り合いたくて仕方なくなる」そうだが、まさしく!

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