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「ゲゲゲの女房」について [サブカルチャー]

 NHK朝のテレビ小説「ゲゲゲの女房」が面白い。最近人気が上がって視聴率も20%を超えているようだ。私も最初の頃は土曜日朝のBS2での1週間分まとめ再放送で見ていたが、それが待てず毎朝見るようになり、さらには昼ももう一度見るようにまでなった。Twitterでもファンが多く、その話題がTLに上がってくる。名セリフも多い。「うちの人は本物の漫画家ですけん」とか。

 今放送されている時期はもう売れっ子になっているが、前半の貸本漫画家時代の極貧ぶりが凄かった。水木しげるの気迫の創作姿勢も凄いが、これに愚痴もこぼさず健気に耐えた妻布美枝の忍耐力と言うか健気さと言うかおおらかさは賞賛に値する。見合いして5日後にもう挙式、という無謀な結婚だったのに、こんなに相性の良い夫婦というのは幸運の極みではないか?楽天的な共通点があったろう。
 漫画家の苦労話も含めた「戦後漫画発展史」と言えば何と言っても「トキワ荘物語」がメジャーなわけだが、そこにはまるで登場しなかった貸本漫画家の世界をリアルに知り得たのは嬉しい。NHKの連ドラでプロの世界の厳しさやディテールを描くものはそれほど珍しくもないだろうが、やはり漫画は親しみのある世界なので、興味津々だ。リアルタイムで子供時代に体験していたから尚更である。とは言え、一人の妻の視点なので、視野はそれほど広くなく、白土三平やさいとうたかをなどは登場しないのが、ちょっと惜しい。
 本屋でちょうど放送中の時期該当部分の数ページを立ち読みして照合したりもするが、原作ではあっさりとしか書いてない部分が脚本では随分膨らませてある。ドラマにするには勿論そういう脚色がないと「絵」にならないこともあろうが、原作に全く無いエピソードが結構沢山ある。青林堂の「ガロ」編集長・長井勝一氏の話にしても、別の文献から持って来たりしているのだろうか?どこまでがフィクションなのかがわからない。浦木というけしからん人物はねずみ男をモデルにしてるんじゃないか?とか、こみち書房に当たる貸本屋は実在したのか?とか、妹のいずみと池上遼一との淡い恋なんてほんとにあったんだろうか?とか。それにしても菅井(相当する人物は実在したようだが)役の柄本佑は父親そっくりだなぁ。
 何にしても、毎日楽しみ。
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コメント 1

ask

水木しげる氏、2015.11.30永眠。
突然の訃報に驚く。矍鑠としておられてまだまだ元気で、100歳くらいまで生きそうと思っていた。残念。
by ask (2015-12-01 08:35) 

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